バスケB1・三遠13連勝 島根に103ー71 中地区首位を快走
バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)は3日、第21節12試合を浜松アリーナなどで行った。中地区首位を走る三遠は西地区の島根を103ー71で退け、連勝記録を13に伸ばした。通算成績は31勝4敗とした。
強豪島根を圧倒 新戦力も存在感
勢いはどこまで続くのか。12連勝中と絶好調の三遠が、2季連続でチャンピオンシップに進出し、今季も西地区で上位につける島根を32点差で圧倒した。強豪相手にも盤石の強さを見せ、中地区首位を快走する。
リーグ屈指の得点力を誇るタレント集団に一歩も引かなかった。激しい守備でプレッシャーをかけ続け、内外織り交ぜた攻撃で翻弄(ほんろう)した。スピードは最後まで落ちず、持ち前の展開の早い攻撃から着実に得点を重ねた。要所では3点シュートが効果的に決まり、チームの平均得点を大きく上回る103点を積み上げた。
新戦力も存在感を放った。昨年末に特別指定選手として加入した淺野は2本の3点シュートを含む12得点を記録。今後の飛躍を期待させる活躍に自身も「シュートはプロでも通用することが分かった。ここから突き詰めていきたい」と手応えを示した。
今季浜松で5試合を戦い、いまだ負けなし。この試合でチーム最多24得点を奪ったメイテンは「強度の高い試合を続けることが大事。守備を優先しながら攻撃を展開したい」と4日の浜松でのレギュラーシーズン最終戦を見据えた。
(浜松総局・仲瀬駿介)