スノボ三木選手「マイナー競技応援に感謝」 静岡新聞社・静岡放送スポーツ賞に6個人1団体
第72回静岡新聞社・静岡放送スポーツ賞の表彰式が9日、静岡市駿河区の静岡新聞放送会館で行われた。スポーツ界で優秀な成績を収めた静岡県関係の選手、指導者や、スポーツ振興に尽力した功労者ら6個人1団体が受賞し、さらなる飛躍へ決意を新たにした。
「スポーツ大賞」は昨年2月のスノーボード世界選手権女子パラレル大回転で日本人初優勝を飾った三木つばき(20)=浜松いわた信用金庫、掛川市=。受賞者を代表し「県民の皆さまに、スノーボードアルペンというマイナー競技を優しく朗らかに応援していただき幸せを感じている。静岡のスポーツ界をもっと盛り上げていきたい」とあいさつした。
静岡新聞社・静岡放送の大須賀紳晃社長は「積み重ねた努力が実を結び、県民に大きな感動をもたらしくれた。受賞をステップに次のステージを目指してほしい」と選手を激励。功労者と指導者には「長きにわたり後進の指導、育成に力を注いでいただいた。それぞれの分野で走り続ける背中を見せていただきたい」と述べた。
大賞以外の受賞者は次の通り。
◇…優秀賞…◇
岩崎亜久竜(26)=ゴルフ、清水町出身
藤枝順心高サッカー部
◇…体育功労者賞…◇
高田和夫(72)=静岡県柔道協会副会長
吉村勝(77)=静岡県剣道連盟会長
伊藤修(76)=静岡県アイスホッケー連盟会長
◇…優秀指導者賞…◇
浅川信正(68)=静岡県馬術連盟副会長