おにぎり並べ富士山表現 85人で776個握る 富士宮市柚野

 地域住民がおにぎりを並べて富士山の形をつくる企画が17日、富士宮市の柚野公民館で行われた。子どもから高齢者まで85人が手分けして776個のおにぎりを握り、山体を表現した。

おにぎりを並べて表現した富士山=富士宮市の柚野公民館
おにぎりを並べて表現した富士山=富士宮市の柚野公民館

 地域で育てた米25升を使い、2時間ほどかけて用意した。富士山の冠雪部分はラップで包んだおにぎりを並べ、樹林帯はのりを巻いて表した。麓には地元産のミカンを敷き詰めた。
 本物の霊峰は雲に隠れて見えなかったが、参加者全員でおにぎりの富士山を囲んで写真に納まった。30個近くこしらえた柚野小4年の興津ねねさん(10)は「きれいな三角形を意識して握った」と、出来栄えに胸を張った。
 企画は富士山の日(2月23日)に合わせて地域の親睦を深める行事で、今回が5回目。

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