⚽なでしこ 静岡県勢の千葉、杉田 北朝鮮戦前に気を引き締め

 サッカー女子のパリ五輪アジア最終予選で北朝鮮と対戦する日本代表「なでしこジャパン」は20日、千葉市内で行っていた国内合宿を終えた。開催地が未定だった24日の第1戦がサウジアラビアのジッダで行われる方向となり、MF杉田妃和(ソーンズ、藤枝順心高出)、FW千葉玲海菜(フランクフルト、藤枝順心高出)らが大一番へ気を引き締めた。

北朝鮮戦へ軽快な動きを見せる千葉(左)=千葉県内
北朝鮮戦へ軽快な動きを見せる千葉(左)=千葉県内
最終調整する杉田(右)=千葉県内
最終調整する杉田(右)=千葉県内
北朝鮮戦へ軽快な動きを見せる千葉(左)=千葉県内
最終調整する杉田(右)=千葉県内

 冒頭15分間が公開された練習では、リラックスした表情を浮かべ、ボール回しなどで軽快な動きを見せた。千葉は昨秋の中国・杭州アジア大会にワールドカップ(W杯)組で唯一、参戦。決勝の北朝鮮戦で豪快なゴールを決めるなど優勝の立役者となった。今回は途中出場になると見られ、「出るからにはゴールを奪う。流れを変えるプレーをしたい」と意気込む。
 27歳の杉田はW杯、五輪に通算3度出場。今回は左サイドに故障者が多く、これまで以上に攻守の要となる。相手が前線から圧力を強めてくることを想定した上で「受け身にならず、自分たちでどんどん仕掛けることが大事」とパリ切符獲得へのポイントを語った。
 (山本一真)

  

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞