SDGsもっと身近に 静岡市葵区で25日「万博」 駿河総合高の有志生徒主催、30団体が日頃の活動発表

 駿河総合高(静岡市駿河区)の有志生徒6人でつくる「US(アス)」は25日、県内の企業・団体が持続可能な開発目標(SDGs)にちなんだ活動を発表する「静岡SDGs万博」を静岡市葵区の青葉シンボルロードで開催する。同グループとしては初の大規模イベント。SDGsを身近に感じてもらおうと、県内企業や学校、行政など約30団体がブースやステージで日頃の活動を発信する。

「静岡SDGs万博」をPRするUSメンバー=静岡市駿河区
「静岡SDGs万博」をPRするUSメンバー=静岡市駿河区


 企画から運営までUSの6人が担う。協賛企業を10社以上集め、同市や県の助成を得て開催にこぎ着けた。ステージでは県内を拠点に活動するアイドルグループ「フィッシュボウル」がミニライブやトークショーを繰り広げたり、各団体の活動を紹介したりする。会場内の各ブースではオクシズ材を活用したアトラクション、足湯、サッカー教室などで来場者を楽しませる。浜松開誠館高や島田商高、オイスカ浜松国際高の生徒らも参加する。
 USも廃棄野菜を使ったスタンプ遊びのワークショップなどを展開する。川畠慎之介代表(18)は「高校生活の集大成。自分たちがやりたかったイベントをそのまま形にできた。高校生の力でみんなの心を1ミリでも動かせたら」と意気込む。
 午前11時から午後4時半まで。
 (社会部・吉田史弥)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞