日大国際関係学部 伊豆観光盛り上げ 学生が先導役 修善寺駅で名産販売、車内放送も担当

 日本大国際関係学部(三島市)の矢嶋敏朗准教授のゼミに所属している3年生12人がこのほど、伊豆半島の観光客増を目的とした活動に取り組んだ。伊豆箱根鉄道修善寺駅で名産品を販売し、特急踊り子号の車内で観光案内を実施した。

地元名産の商品を販売する日本大国際関係学部の学生(左)=伊豆箱根鉄道修善寺駅
地元名産の商品を販売する日本大国際関係学部の学生(左)=伊豆箱根鉄道修善寺駅

 同駅では学生が厳選した商品として、地元名産の「みしまコロッケ」やご当地メンチカツ「長泉あしたかつ」、伊東漁港で水揚げされた天然サバの缶詰「伊豆半島さば缶」を販売した。駅利用者らに声をかけて商品を売り込んだ。
 踊り子号では、伊豆半島の観光名所などを紹介する観光案内の車内放送を流した。沿線自治体の観光マップを乗客に手渡し、フィールドワークで学んできた伊豆の魅力を解説した。
 志水亮太さん(21)は「地元住民には伊豆は良い所だと若者目線でアピールできた。観光客にはまた伊豆に行きたいと思ってもらえたら」と振り返った。
 (大仁支局・小西龍也)

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