⚾浜松三ケ日 初回で勢い 2年連続の準決勝進出【しんきんカップ静岡県中学選抜野球・準々決勝】
▽準々決勝(島田第2試合)
浜松三ケ日(浜松)3000001-4
浜松開誠館(浜松)1000000-1
(三)後藤、白井-加藤
(開)山下、古橋-釣崎
▽本塁打 後藤(三)
▽二塁打 斉藤(三)、石野(開)
▽試合時間 1時間23分
いきなり本塁打 後藤、投打に活躍 主戦の4番後藤が投打で活躍した浜松三ケ日が、浜松開誠館を下し、2年連続で準決勝に駒を進めた。
浜松三ケ日は初回、1、2番が出塁すると、後藤が直球を豪快に左翼スタンドまで引っ張り、3点本塁打を決めた。自身の公式戦初の本塁打となり、「レフトフライかと思ったが、風に乗ってくれた。投球にも良い流れで臨めた」とリズムに乗った。投げては、6回1失点の好投でリードを守り抜いた。
冬場は学校近くの神社で約200段の階段を走り込んだという。「始めたころは5往復が限界だったが、最後は9往復できるようになった」と後藤。鍛え抜いた下半身が投打の安定感につながった。
植村監督は「ストライクゾーンで勝負できた」と後藤をたたえつつ、「一つ一つ良いプレーを重ねることを心がけて」とチーム全体を引き締めた。
(島田支局・白鳥壱暉)