⚾中部・東部覇者対決、島田一・二が富士宮一制す【しんきんカップ静岡県中学選抜野球・準々決勝】
▽準々決勝(島田第1試合)
島田一・二(島田)00315-9
富士宮一(富士宮)02000-2
(5回コールド)
(島)牧野-山内
(富)後藤、井出、高橋-日野
▽二塁打 山本、鈴木叶(島)
▽試合時間 1時間27分
「仲間信じ」牧野完投 中部と東部の覇者対決は、島田一・二が富士宮一の3投手を攻略し、五回コールド勝ちを決めた。
富士宮一に2点を先制され迎えた三回。下位打線から一、三塁の好機をつくり、4番捕手山内の中前2点打で逆転に成功した。
山内は二回にパスボールで得点を許し、「なんとか取り返そうと打席に入った」。幼少期から磨いてきたミート力が好機で光った。その後もチームは富士宮一の井出、高橋両投手を捉え、五回には打者一巡の猛攻で突き放した。
島田一・二の先発左腕牧野はスライダー主体の投球で、相手打者に芯で捉えることを許さず五回を投げきった。「守備を信じていたので、自信をもって投げ込めた」と仲間を誇った。
(島田支局・白鳥壱暉)