e―Bikeで富士宮を巡ろう! 1泊2日ツアー4月開始 「体験」と「食」で朝霧高原を満喫

 富士宮市の若手農業者や移住者による朝霧高原地域活性化プロジェクト「キャン×スポ@あさぎり」は4月から、e―Bike(高性能電動アシスト付き自転車)ツアーの宿泊プランを同市の「富嶽温泉花の湯」で始める。e―Bikeで市北部の特産品産地を案内し、訪れた場所の食材を使ったコースディナーを提供する。体験と食の一体化したコンテンツとして、朝霧高原の恵みを発信する。

e―Bikeで富士宮市内を巡る宿泊プランのモニターツアー参加者=富士宮市内
e―Bikeで富士宮市内を巡る宿泊プランのモニターツアー参加者=富士宮市内

 プランは1泊2日で、初日は4時間ほどかけて市内を巡る。富士山本宮浅間大社や白糸ノ滝といった観光名所を押さえつつ、市が生産量日本一を誇るニジマスの養鱒場やイチゴ農園などに立ち寄る。花の湯での夕食は、ニジマスや朝霧高原産の豚肉を使った料理を味わう。
 e―Bikeツアーは地域を熟知したキャンスポのガイドが同行し、道中にある地元住民こそ知る名店の情報も伝える。2月中旬にはモニターツアーを実施し、翌日の疲労感などを確かめた。企画担当者の佐藤文紀さん(39)は「2日目は各自で好きなところを回ってもらい、富士宮をより満喫してもらえるのではないか」と話す。
 ツアー開催は毎月第2、4週の水、土曜。参加は1人1万6500円。身長150センチ以上で、16歳以上が条件。花の湯ホームページから予約できる。

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