浜松医大卒業式、225人巣立ち 「命の尊さを感じ、今後も日々学び精進」

 浜松医科大の卒業式が13日、浜松市中央区のアクトシティ浜松で行われた。医学科119人、看護学科60人、大学院46人が医療の担い手として巣立った。
謝辞を述べる阿部さん=浜松市中央区のアクトシティ浜松
 卒業生に学位記を手渡した今野弘之学長は「今後も研さんを積みつつ、世界や未来に思いをめぐらせ、誰もが幸せに生きる権利があると信じられる医療人であってほしい」と激励。医学科卒業生の阿部夏美さん(24)は「解剖学実習では献体に触れ、命の尊さを感じた。今後も日々学び精進していく」と謝辞を述べた。
 今年の卒業式は、感染症対策で昨年度まで設けていたマスク着用や家族の出席人数に関する制限を廃止した。
浜松医科大の今野学長(手前)から学位記を受け取る卒業生=浜松市中央区のアクトシティ浜松

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