3帖大凧 児童、力合わせ空へ 150周年記念で 浜松・入野小

 浜松市中央区の入野小で13日、4年生の児童らが凧(たこ)揚げを体験した。「入野小がこれからも元気で、楽しい学校であり続けますように」と願いを込め、3帖の大凧を空に浮かべた。

体験会で児童らが揚げた大凧=浜松市中央区の入野小
体験会で児童らが揚げた大凧=浜松市中央区の入野小

 大凧は同校が本年度創立150周年を迎えた記念に、地元の入野地区凧揚げ会が特別に製作した。デザインは児童が考案し、校章と「150周年」の文字が記されている。ラッパの音に合わせて会員が大凧を揚げると、歓声が上がり、他学年の児童も参加して順番に糸を引っ張った。
 4年生が昨年度、入野地区の凧について学んだ縁から、体験会が実現した。田中海吏君(10)は「みんなで頑張って揚げた。ちゃんと飛んでうれしかった」と話した。
 (浜松総局・仲瀬駿介)

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