全国高校女子ソフト大会開会式で3人搬送 貧血やけいれん訴え 富士宮

 15日午後3時45分ごろ、富士宮市の静岡県ソフトボール場(富士山スタジアム)で行われていた全国高校女子ソフトボール選抜大会の開会式で、選手3人が貧血やけいれんなど症状を訴え、救急搬送された。同市消防本部によると、いずれも軽症とみられる。
 開会式は午後3時に始まり、関係者のあいさつが行われている途中、立てなくなった選手が列から運び出された。式典終了後に救急車が球場内に入り、他の選手らは心配そうに見守った。
 静岡地方気象台によると、最寄りの富士市にある観測点の最高気温は16・9度と3月下旬並みだった。大会事務局は「日差しが強かったことや、長距離移動に伴う疲労などが原因かもしれない」との見解を示した。

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