インフル「注意報」再発令後も拡大 静岡県内、コロナも前週比増

 静岡県は22日、定点医療機関から直近1週間(11~17日)に報告されたインフルエンザの患者数が1医療機関当たり16・4人となったと発表した。前週の11・96人から37%増加し、15日に「注意報」を再発令した後も拡大が続く。
 1日当たりの推定患者数は2300人。東部19・5人(前週15・74人)、中部12・74人(同8・07人)、西部16・38人(同11・43人)と全地区で前週を上回った。定点医療機関からの報告ベースではB型が92・4%と主流で、A型は7・6%だった。年齢別では19歳以下が89%を占めた。
 新型コロナウイルスの定点1カ所当たりの患者数は6・88人で、前週の6・37人よりわずかに増加した。1日当たりの推定患者数は900人。地区別では東部8・6人、中部6・24人、西部5・64人。熱海、御殿場保健所管内が注意報レベルとなっている。

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