清水駅前銀座商店街 子供の遊び場出現 今夏常設目指す

 地元自治会などでつくる「清水駅西口遊び場実行委員会」は24日、静岡市清水区の清水駅前銀座商店街のアーケードの一角に子ども向けの遊具などを設置し、1日限定の遊び場を出現させた。買い物客などの親子連れは屋根の下でさまざまな遊びを体験した。

清水駅前銀座商店街に設置された子供の遊び場を楽しむ親子連れ=静岡市清水区真砂町
清水駅前銀座商店街に設置された子供の遊び場を楽しむ親子連れ=静岡市清水区真砂町

 設置されたのは、木製のジャングルジムやさまざまな木のおもちゃ、段ボール迷路など。絵本の読み聞かせのブースもあった。清水区広報キャラクター「シズラ」も登場し盛り上げた。同商店街では、今夏を目標に常設の遊び場の設置を目指していて、市も実行委員会の負担金を支出する予定だ。
 会場では今夏に向けて、市子ども未来課の担当者がネットによる利用者アンケートを実施。改善につなげるという。担当者は1日限定の遊び場について「親子連れのみならず、子育て支援などをしている市内の団体にも興味を持ってもらい、皆でどのような遊び場にしていけるか考えたい」などとした。

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