浜松管楽器アカデミー 8月開催 コンサートも
浜松市、ヤマハなどは26日、「第30回記念浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル」を8月5~10日に中央区のアクトシティ浜松で開くと発表した。世界トップクラスの奏者が11種の楽器で個人レッスンをする「アカデミー」、市外での特別公演を含む4回のコンサートを展開する。
前回まで縮小していたアカデミーはコロナ禍以前の規模に戻り、同市出身のサクソフォン奏者須川展也さんや初参加のフルート奏者ミシェル・モラゲスさんら11人が指導する。大学・専門学校生やプロが対象の演奏家コースは5日間、中高生コースは2日間。希望者は審査用の音源や映像を提出して申し込む。指導を見学する聴講コースもある。
5日のオープニングコンサートは指導者11人を含めてプロ奏者約60人が出演する。8日は金管5人、9日は木管6人によるコンサートを行う。今回は初めて開幕直前の8月3日に川崎市の「フェスタ・サマーミューザ」で特別公演し、指導者たちが浜松をPRする。市役所で概要を発表したヤマハB&O事業部の堀場信明さんは「“音楽のまち浜松”を全国に発信し、吹奏楽文化の活性化につなげたい」と話した。ホームページで詳細を掲載している。
(浜松総局・宮坂武司)