富士スピードウェイ彩る8000発の花火 疾走スーパーカーと競演 小山町
花火イベント「富士山花火vsスピードウェイ」(静岡新聞社・静岡放送後援)が30日夜、小山町の富士スピードウェイ(FSW)で行われた。光の大輪とサーキットを疾走する車両の競演が来場者を魅了した。
富士山眼前の国際サーキット上空を約8千発が彩った。ホームストレートを走るスーパーカーを追いかけるように、順番に打ち上げる仕掛けでスタートした。電飾がぎらぎらと輝くトラック「デコトラ」も登場。上空の花火、眼下の夜景と共に、幻想的な世界を演出した。
伝統文化を継承する団体や花火業者などでつくる実行委員会が2022年に続き開催。FSW周辺の開発を担う富士モータースポーツフォレストが支援した。
(東部総局・矢嶋宏行)