あの作品のロケ地は…! 浜松市が紹介マップ作成 「ゴジラ-1・0」など70カ所

 浜松市は市内で撮影された映画やドラマなどの作品とロケ地を紹介する「はままつロケ地マップ2024」を作成した。遠州灘や浜名湖で撮影し、米アカデミー賞を受賞した映画「ゴジラ-1・0(マイナスワン)」など最新作を盛り込み、厳選したロケ地70カ所を紹介している。浜松の魅力を発信し、聖地巡礼などの観光振興にもつなげる。

浜松市内で撮影された映画やドラマなどのロケ地を紹介する「はままつロケ地マップ2024」=浜松市役所
浜松市内で撮影された映画やドラマなどのロケ地を紹介する「はままつロケ地マップ2024」=浜松市役所

 マップはA4判6ページで3万部作成した。ドラマ「VIVANT」や公開中の映画「変な家」が撮影された青谷鍾乳洞、映画「次元大介」をはじめ多くの作品に使われる中田島砂丘、同市がモデル地のアニメ「夢見る男子は現実主義者」に登場するアクト通りなどを取り上げた。ウナギや浜松ギョーザなどのグルメや、弁天島海浜公園や秋葉神社などのビュースポット、浜松フィルムコミッションの活動なども紹介している。
 市はロケ地支援を積極的に進め、聖地化による都市ブランド確立を進めている。地域活性化に貢献した作品と舞台の自治体を顕彰する「第14回ロケーションジャパン大賞」では、大河ドラマ「どうする家康」と市が最高賞に輝いた。
 市観光・シティプロモーション課の担当者は「多くの人に市内のロケ地を知ってもらい、楽しみながら周遊してほしい」と話している。マップは市役所や区役所などで配布している。

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