「責務を自覚」宣誓 静岡県消防学校で入校式

 静岡県消防学校は4日、県内16消防本部・消防局の新規採用職員を教育する初任科第95期の入校式を、静岡市清水区の同校で開いた。

入校生を代表して宣誓する菊池さん=静岡市清水区の県消防学校
入校生を代表して宣誓する菊池さん=静岡市清水区の県消防学校
入校式に臨む新規採用職員=静岡市清水区の県消防学校
入校式に臨む新規採用職員=静岡市清水区の県消防学校
入校生を代表して宣誓する菊池さん=静岡市清水区の県消防学校
入校式に臨む新規採用職員=静岡市清水区の県消防学校

 女性14人を含む計111人が入校した。三沢泰校長は式辞で「苦しい時こそ仲間を思いやり、困難を乗り越えて」と激励。また、能登半島地震で、県内各地からも職員が緊急消防援助隊として出動したことに触れ、「自らの身を守りながら、住民のために逃げることなく災害に立ち向かわねばならない」と呼びかけた。
 入校生を代表し、静岡市消防局の菊池穏さん(27)が「責務を自覚し、全力を挙げて勉学に努める」と力強く宣誓した。入校生は6カ月間、現場での活動に備えて、消防職員に必要な知識や技術の習得に励む。

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