牧之原・勝間田城跡 今川氏との戦い 御城印で表現 4月6日「しろの日」合わせPR 関連イベントで販売へ

 4月6日の「しろの日」に合わせ、有志団体「牧之原御城印製作委員会」が牧之原市の県指定史跡「勝間田城跡」をPRする新たな御城印を完成させた。同日に開催する関連イベントで販売する。

御城印を紹介する榛原高書道部員=牧之原市内
御城印を紹介する榛原高書道部員=牧之原市内


 御城印には勝間田城を築いたとされる勝間田氏の家紋「向い鶴」をあしらった。1476年4月6日に勝間田氏が今川義忠を討ったと伝わることにちなみ、刀をイメージした銀箔(ぎんぱく)で「勝間田城」という文字を記載した。
 イベントは付近の「勝間田城趾第1駐車場」で開催する。榛原高書道部が午前9時から11時まで御城印に直筆で日付を入れ、午前11時15分から書道パフォーマンスを披露する。同団体の加藤正直さん(45)=同市切山=は「今川家との激しい戦いがあったことを多くの人に知ってほしい」と話した。
 全国で城巡りの人気が高まっていることを受け、同団体は4年前から勝間田城の御城印を制作してきた。
 (榛原支局・沢口翔斗)

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