浜名湖花博、来場者20万人に 裾野の二本柳さん家族「思い出に」

 浜松市中央区のはままつフラワーパークと浜名湖ガーデンパークで開催中の「浜名湖花博2024」(浜名湖花博20周年記念事業実行委員会主催)の来場者が15日、20万人に到達した。ガーデンパークで記念式典が開かれ、節目の来場者となった裾野市の会社員二本柳亘児さん(49)一家に記念品を贈った。

20万人目の来場者となった二本柳さん家族ら=浜松市中央区の浜名湖ガーデンパーク
20万人目の来場者となった二本柳さん家族ら=浜松市中央区の浜名湖ガーデンパーク

 妻恭子さん(44)と長男の瑛汰君(8)、長女の汐音ちゃん(3)、袋井市に住む祖母の伊藤いく子さん(74)の3世代家族。前日から浜名湖周辺エリアを訪れているという。5人は実行委員を務めるフラワーパークの塚本こなみ園長から静岡県産花きを使用したフラワーアレンジメントを受け取り、記念撮影に臨んだ。
 亘児さんは14年の花博にも恭子さんと来場したといい「今度は家族の思い出になる。きれいな花に癒やされて裾野に帰ろうと思う」と笑顔を見せた。
 フラワーパークは3月23日、ガーデンパークは今月6日にオープンした。それぞれ6月16日、同2日までの会期中に計95万人の来場を目標としている。開幕直後は天候不順により出足が鈍かったものの、サクラやチューリップなど花の見頃を迎えてからは着実に客足を伸ばし、7日には10万人に到達。今後も多彩な催しを用意しているほか、大型連休を見据えて植栽などを工夫し、さらなる集客を図る。

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