花や風景を繊細に表現 静岡で21日まで愛好家水彩画展
静岡市の50~80代の絵画愛好家でつくる「スケッチの会」の水彩画展が16日、静岡市役所市民ギャラリーで始まった。21日まで。
会員18人の風景画など個性豊かな作品約40点が並ぶ。寺の参道に咲き誇るアジサイを色鮮やかに描いたり、風に吹かれて揺れるススキの風景を繊細に表現したりした作品が目を引く。
同会は月2回、公園などでスケッチをしたり、雨の日に屋内で静物画などを描いたりして活動している。藤原正幸会長(73)は「足を運んだからこそ表現できるその場所の空気感など、作品が持つ深みを楽しんでほしい」と話した。