静岡県西部4地点、今年の最高気温 磐田「熊野の長藤」が見頃、半袖姿で観賞も
静岡県内は19日、東シナ海に中心を持つ高気圧に覆われた影響で暖気が流れ込み、日照にも恵まれて気温が上昇した。県内各地で夏日となり、浜松や磐田など県西部の4地点では今年の最高気温を記録した。
磐田市池田の行興寺では国の天然記念物「熊野(ゆや)の長藤」が見頃を迎えた。暖かな日差しの中、帽子をかぶったり半袖姿になったりして、境内に広がる〝藤色のカーテン〟を楽しむ家族連れらの姿が見られた。
各地の気温は、浜松で26・8度、佐久間で26・1度、磐田で25・9度、天竜で25・8度。それぞれ5月下旬から6月下旬並みとなった。静岡地方気象台によると、20日も各地で夏日が続く見込みで、21日以降は低気圧の通過により天気がくずれる可能性があるとしている。