⚾浜松商、最終回に打者一巡の猛攻 富士市立に逆転勝ち 春季高校野球静岡県大会2回戦
▽2回戦(磐田第2試合)
浜松商100001007―9
富士市立000330000―6
▽三塁打 小浜、中山(富)▽二塁打 島田(浜)、佐藤(富)
▽試合時間 2時間13分
【評】浜松商が最終回に打者一巡の猛攻で7点を挙げ、富士市立に逆転勝ちした。
4点差で迎えた九回表、無死一、三塁から曽布川、伊藤、金子の適時打で3点を追加すると押し出しなどで逆転に成功。島田も適時二塁打で2点を加えた。
富士市立は四、五回に3点ずつを奪ったが最後に投手が崩れた。
代打・島田 流れ引き寄せる
伝統校・浜松商が土壇場で意地を見せた。4点差を追う最終回、逆転勝利へ流れを引き寄せたのは代打の3年島田。先頭打者として死球で出塁し、2点適時打も放つ活躍に「勝負強さには自信があった」と喜んだ。
先発で臨んだ昨秋の大会直後、右肩のけがで控えが続いた。それでも、戸塚和也監督は「チーム一の努力家。何か起こしてくれるでは」と送り出した。
島田の出塁を皮切りに、適時打や押し出しなどで逆転に成功。2度目の打席では、狙い通りに直球を左中間に運び、試合を決めた。島田は「次の試合でも出番があるとすれば代打。もらったチャンスをものにする」と先を見据えた。
(磐田支局・崎山美穂)
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