静岡人インタビュー「この人」 バレーボール女子V2リーグの最優秀新人賞を受賞 早川京美さん(浜松市中央区)

 岡崎学園高、筑波大を経て2023―24シーズンからバレーボールVリーグ女子2部のブレス浜松に入団。ポジションはアウトサイドヒッターで、攻守の総合力の高さが武器。好物はギョーザで、よく食べに出かけるという。愛知県安城市出身。23歳。

早川京美さん
早川京美さん

 ―最優秀新人賞の感想は。
 「狙っていた賞なので率直にうれしい。中学、高校の恩師や友人からもお祝いの連絡が来た。チームメートやスタッフ、ファンら周囲の皆さんに感謝したい。攻守両方でチームに貢献することを意識しているので、それをコート上で表現できた結果だと思う」
 ―Vリーグ1年目を終えての手応えは。
 「試合に出る喜びを感じながらプレーしている。序盤になかなか勝てず、チームとして苦しい時期もあったが、いい経験になった。先輩方には思い切りプレーできる環境をつくってもらっている。印象に残ったのはシーズン終盤の姫路戦。選手全員が力を発揮すれば、上位のチームとも戦えると感じた」
 ―今後の課題は。
 「サーブやスパイクを拾われてしまう場面が多かった。得意のストレートに偏って対応されていたので、引き出しを増やしたい。今のままではトップチームには通用しないと思っている。技術面も精神面もさらにレベルアップする必要がある」
 ―来季へ向けての抱負、理想の選手像は。
 「高いレベルでの攻守の両立。得点を決めなくてはいけないポジションなので、苦しい場面で頼られる選手が理想だ。これからはチームを引っ張る存在にならないといけないと思う。子どもたちの目標になるような選手になりたい」
 (浜松総局・仲瀬駿介)

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