バレエ教室 チェコ公演へ「成果発揮」誓う 伊豆の国
伊豆の国市のバレエ教室「コンセルヴァトリー・オブ・ダンス」の小中学生7人がこのほど、市役所に山下正行市長を訪問し、26日から12日間チェコに渡航して、現地でコンテンポラリーダンスを披露することなどを報告した。
昨年12月に市内で開かれたチェコの「プラハ・チェンバー・バレエ団」の公演がきっかけで実現した。現地ではリメークした着物などの衣装で空手や柔道、日舞といった技や動きを取り入れたパフォーマンスを披露する。
滞在中に子どもたちは同団とつながりのある現地のバレエ教室にも参加する予定。クラシックやジャズダンスなどのレッスンを受けたり、バレエ団のリハーサルを見学したりすることでレベルアップを図る。
伊豆市立修善寺中2年の安藤向日葵さん(13)は「外国人の演技を勉強しつつ、公演ではこれまでの練習の成果を発揮したい」と意気込んだ。山下市長は「海外を楽しんで、世界に羽ばたくきっかけづくりにしてほしい」と期待を寄せた。
(大仁支局・小西龍也)