うなぎいも×クチナシで特製コロッケ 浜名湖花博で販売 常葉大生が地元商店と開発・タネづくり

 浜松市浜名区の常葉大経営学部の学生でつくる「地域貢献サークルCocoa(ココア)」と奥浜名湖商工会(同区)、魚兼商店(同区三ケ日町)が連携し、浜松ブランドのサツマイモ「うなぎいも」とクチナシの実を使用したクリームコロッケを開発した。同市で開催中の「浜名湖花博2024」のガーデンパーク会場で、28日と5月26日に販売する。

コロッケのタネづくりに取り組む学生ら=浜松市浜名区三ケ日町の魚兼商店
コロッケのタネづくりに取り組む学生ら=浜松市浜名区三ケ日町の魚兼商店

 学生がメニューを提案し同商工会の仲介で同商店の山内章代表が試作。うなぎいものペーストとホワイトソースを1対2で混ぜ合わせる分量を決めた。花博を意識してホワイトソースにクチナシの実を入れ、黄色くする工夫も施した。
 このほど、同商店で学生6人と山内代表らがタネづくりに取り組んだ。山内代表は「力を入れずにふわっと触って」と助言し、学生は約35グラムの俵型のタネ約100個を用意した。2年の足立果穂さん(19)は「花博を訪れた人に、花だけでなくフードも楽しんでもらいたい」と意気込んだ。
 コロッケはイベント広場の魚兼商店のブースで販売する。販売日には、学生が中心になって企画した「奥浜名湖クイズ」も屋外ステージで行われる。
 (細江支局・大石真聖)

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