クラフト作家、静岡市に集結 多彩な手作り品、29日まで展示販売

 静岡県内外のクラフト作家らが集まる「静岡アートフェスティバル」が27日、静岡市葵区の葵スクエアで始まった。約40ブースが軒を連ね、洋服や木工品など多彩な手作り作品を展示、販売している。29日まで。

多彩な手作り作品が並ぶ静岡アートフェスティバル=静岡市葵区の葵スクエア
多彩な手作り作品が並ぶ静岡アートフェスティバル=静岡市葵区の葵スクエア

 鹿児島県の種子島に陶房を構える陶芸家木下裕一さん(63)はうわぐすりを使わず高温で焼成する「焼き締め」の技法を用いて、皿やコップの色味などにこだわったという。同市清水区のアクセサリー作家太田有紀さん(26)が、サクラ貝やシーグラスなどで制作したピアスやイヤリングも来場者の関心を集めている。
 主催する浜松市の文化団体「ヴァン・ヴィジョン」の村木恵子代表(76)は「個性あふれる作品ばかり。じっくり見て楽しんで」と話した。

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