花木触れ環境配慮を 中高生向け講座 光合成の仕組み学ぶ【浜名湖花博2024】

 浜名湖花博2024(実行委員会主催)の浜名湖ガーデンパーク会場(浜松市中央区)で27日、子ども向けの環境教育ワークショップが開かれた。浜松、湖西両市の中高生が実験などを通じ、自分たちにできる地球温暖化対策について考えた。

光合成について学ぶ参加者=浜松市中央区の浜名湖ガーデンパーク
光合成について学ぶ参加者=浜松市中央区の浜名湖ガーデンパーク


 光合成を研究する早稲田大教育学部の園池公毅教授が講師を務め、最新の装置で花や木の枝を測定し、光合成の仕組みを解説した。環境に配慮した未来の暮らしをテーマに意見交換し、アイデアを絵にまとめた。静岡大付属浜松中3年の高橋悠真さん(14)は「光合成の様子を見られて勉強になった。環境のために日々の意識や心がけが大切だと感じた」と話した。
 学校や各種イベントなどでキャリア、環境教育を行っている同区の一般社団法人ソーゾーンが企画した。来月18日には兵庫県やインドネシアなどで同様にワークショップに参加する子どもたちとオンラインでつなぎ、アイデアを発表し合う。
 (浜松総局・仲瀬駿介)

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