「唯一無二のフジの演出」 花博・夜間ライトアップを浜松市長視察

 浜松市の中野祐介市長は28日夜、「浜名湖花博2024」が開催中のはままつフラワーパーク(中央区)を訪れ、夜間ライトアップされた「虹のフジのトンネル」などを視察した。同施設を設計した同園の塚本こなみ園長の説明を受けながらトンネル内をゆっくりと歩き、見頃のフジに囲まれ、甘い香りが漂う幻想的な世界を楽しんだ。塚本園長(左)の説明を受けながら「虹のフジのトンネル」を視察する中野市長=浜松市中央区のはままつフラワーパーク
 施設は全長約50メートル。藤棚の側面にもフジを配置し、フジに包まれる感覚を味わえる空間に仕立てた。3色のフジがグラデーションのように連なり、トンネル外から見ると、「虹」のように表現されている。夜間はライトでフジが優美に照らされ、「インスタ映え」するスポットになっている。
 塚本園長は「遊び心と実験を兼ねた施設。世界で唯一無二のフジの演出になっている」と紹介。中野市長は「夜のフジは幻想的で、視覚と嗅覚の両方で楽しめる。大型連休中も多くの人に来てもらい、癒やされてほしい」と話した。
 中野市長はウオータースクリーンによる国内最大級の大噴水ショーも観覧した。夜間開園は5月5日まで。フジの見頃次第でライトアップは前倒しで終了する場合もある。

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