施設で二胡50回目の調べ 静岡市愛好家の「同好会」 ボランティア演奏15年

 静岡市内在住の二胡(にこ)愛好家で結成する「二胡同好会」が29日、同市駿河区の自立支援型デイサービス「てるてるぼうず」でボランティア演奏を行った。施設の利用者約20人が参加し、二胡の優雅な旋律に合わせて歌ったり手や体でリズムを取ったりして音色を楽しんだ。

利用者の前で二胡を演奏する同好会メンバー=静岡市駿河区の自立支援型デイサービス「てるてるぼうず」
利用者の前で二胡を演奏する同好会メンバー=静岡市駿河区の自立支援型デイサービス「てるてるぼうず」

 同会は2009年から市内の福祉施設を中心に活動し、今回が50回目の公演。メンバー7人が「草原情歌」や「翼をください」のほか、「ふるさと」など演奏に合わせて歌いやすい曲も交え全9曲を奏でた。
 伏見允夫代表(83)は、「当初から50回を目標としていたので感慨深い。今後もメンバーが希望する限りはボランティアを続けていきたい」と語った。
 (社会部・赤池泰輝)

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