小さなテントウムシの奥深い世界 磐田・竜洋昆虫自然観察公園が企画展

 磐田市大中瀬の竜洋昆虫自然観察公園は5月26日まで、国内のテントウムシを紹介する企画展「テントウムシ展」を開いている。

さまざまな種類のテントウムシを紹介する企画展=磐田市大中瀬の竜洋昆虫自然観察公園
さまざまな種類のテントウムシを紹介する企画展=磐田市大中瀬の竜洋昆虫自然観察公園

 職員が市内を中心に国内で捕獲した約20種を展示している。同公園の草むらなど身近に生息するナナホシテントウやナミテントウをはじめ、鮮やかな体色のキイロテントウ、体長1センチを超えるハラグロオオテントウといったさまざまな種類が並ぶ。冬眠だけでなく「夏眠」をする生態や名前の由来を説明する掲示物も設けた。担当職員の荒井克也さん(25)は「同じように見えても、観察するとさまざまな違いがある。奥深い世界を知ってほしい」と話している。
 期間中はカメムシのミニ展示も同時開催している。

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