新茶 丁寧に手摘み 地域名産 理解深める 島田・大津小児童
島田市立大津小の3年生42人が2日、同市の島田営農経済センターの茶園で新茶の茶摘みに挑戦した。同センター職員や地元農家から指導を受け、一芯二葉で丁寧に芽を摘み取った。
収穫前には同市の茶の生産規模や栽培方法などを職員から学んだ。同市の茶生産量が県内自治体で2番目に多いことを知ると、児童は声を上げて驚いた。
松永百々那さん(8)は摘んだ感想を「プチッという音が気持ちよく、もっとお茶が好きになった」と笑顔を見せた。茶は各家庭に持ち帰るという。
児童に地域の名産を知ってもらおうと、同センターが毎年実施している。
(島田支局・白鳥壱暉)