「細見美術館展」入場1万人 土屋さん、増田さんに記念品 静岡市美術館

 古墳時代から近代に及ぶ幅広い時代の日本美術コレクションで知られる細見美術館(京都市)の収蔵品を集めた静岡市美術館(同市葵区)の「京都 細見美術館の名品―琳派、若冲、ときめきの日本美術―」(静岡市、静岡新聞社・静岡放送など主催、セキスイハイム東海特別協賛)の入場者が3日、1万人に達した。

入場1万人のセレモニーで記念品を受け取る土屋恵子さん(左)、増田ロサルバさん(左から2人目)=静岡市美術館
入場1万人のセレモニーで記念品を受け取る土屋恵子さん(左)、増田ロサルバさん(左から2人目)=静岡市美術館

 同館でセレモニーが開かれた。節目の入場者となった土屋恵子さん(68)=沼津市=と増田ロサルバさん(71)=長泉町=に、同館の高市純行館長、セキスイハイム東海中部支社の佐野哲也支社長らが展覧会の図録や記念品を贈った。
 静岡新聞連載で細見美術館の作品群の知識を得たという土屋さんは「自国の優れた表現を次の世代にきちんと受け継いでいこうという姿勢が素晴らしい」とコレクションへの共感を表明。友人の増田さんは「(伊藤)若冲が描く鶏は、まるで生きているようだ。自分の目で絵画を見るのが楽しみ」と期待を口にした。
 会期は26日まで。問い合わせは静岡市美術館〈電054(273)1515〉へ。

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  • SBSテレビニュース「『琳派』や伊藤若冲の名品を一堂に 来館者が1万人達成でセレモニー=静岡市葵区」

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