ボールを遠くに投げてみよう 袋井の幼稚園で教室

 静岡県ソフトボール協会は8日、投げる力を養う「ボール遊び教室」を袋井市太田の今井幼稚園で開いた。年長園児約20人が、投球練習などを通じてボールに親しんだ。

ボールを遠くに投げる練習をする園児たち=袋井市の今井幼稚園
ボールを遠くに投げる練習をする園児たち=袋井市の今井幼稚園

 協会員がボールを遠くに投げるこつを園児に指導した。ボールを頭より高い位置で持ち、投げる手と逆の足を振り上げて踏み出し、腰のひねりを使って投げるよう教えた。園児は最初は苦戦しながらも慣れてくると上手に斜め上に放つようになり、周囲を驚かせた。
 同協会は県内の幼稚園や保育園で年に30回ほど教室を開催している。袋井支部の高田則明理事長は「子どもたちがボールを投げる楽しさを知り、球技に興味を持つきっかけになってほしい」と話した。
 (袋井支局・北井寛人)

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