静波パラサーフィンフェスタ開幕 牧之原、乙武さんのトークショーも

 障害のある人がサーフィンを楽しんだり競い合ったりする「静波パラサーフィンフェスタ」が11日、牧之原市の人工造波施設「静波サーフスタジアム」で開幕した。今年が3度目の開催で、25、26両日のパラサーフィン国際大会「ジャパンオープン」で締めくくる。

体験を振り返る乙武さん=牧之原市の静波サーフスタジアム
体験を振り返る乙武さん=牧之原市の静波サーフスタジアム
サーフィンを体験する参加者=静波サーフスタジアム
サーフィンを体験する参加者=静波サーフスタジアム
体験を振り返る乙武さん=牧之原市の静波サーフスタジアム
サーフィンを体験する参加者=静波サーフスタジアム

 初日は初心者向けの体験会が開かれ、静岡県内外から約50人が参加した。スタッフの補助を受けて少しずつバランス感覚をつかみ、サーフボードの上に座ったり、腹ばいになったりした。徐々に慣れてくると、立ち上がって波に乗る参加者も見られ、周囲から大きな歓声が上がった。
 作家乙武洋匡さんらによるトークショーも行った。乙武さんは自身のサーフィン体験を振り返り、「手足がない自分は座ってボードに乗ることで立って乗る人よりも上手に乗れた。(パラサーフィンは)障害を打ち消してくれるような可能性を感じた」と話した。

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