大原の新茶手摘み・手もみ体験「おいしくなあれ」 静岡市子連

 静岡市子ども会連合会(北原昇会長)は12日、同市葵区大原の茶畑で茶摘み体験会を開いた。市内の親子約50人が参加し、近くの共同製茶工場も見学して地元の特産品に親しんだ。

親子で茶摘み体験をする参加者=静岡市葵区大原
親子で茶摘み体験をする参加者=静岡市葵区大原
茶の手もみ体験をする参加者=静岡市葵区大原
茶の手もみ体験をする参加者=静岡市葵区大原
親子で茶摘み体験をする参加者=静岡市葵区大原
茶の手もみ体験をする参加者=静岡市葵区大原

 大原第1共同製茶組合の田中健一組合長(71)から手ほどきを受け、柔らかな新芽を丁寧に摘み取った。工場では蒸した生葉を軽く火にかけ、もみ込みながら水分を飛ばす作業を経験した。子どもたちは「お茶のいい香りがする」「おいしくなれ」と話しながら、熱心に手のひらをすり合わせて茶葉の形を整えた。
 西豊田小5年の徳田拓海君(10)は「初めての経験ばかり。お母さんが料理する茶葉の天ぷらを食べるのも楽しみ」と笑顔を見せた。

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