熱海・伊豆山土石流 義援金・支援金 10億円を超える

 熱海市伊豆山の大規模土石流で、市に寄せられた義援金と支援金の総額が23日までに10億円を超えた。災害発生から1カ月半余りが経過してもなお、1週間に3千万円以上の善意が寄せられていて、市は感謝するとともに引き続き協力を呼び掛けている。

熱海土石流の義援金、支援金の累計
熱海土石流の義援金、支援金の累計

 被災者の被災状況に応じて配分される義援金は22日現在、約5億9900万円が集まった。市の口座には6781件の振り込みがあった。インフラ復旧など幅広い用途に充てられる支援金には約4億2600万円が寄せられている。個人、企業、団体からの浄財のほか、ふるさと納税を活用した寄付が多い。
 市は今後、義援金の配分委員会を設置して配分率や対象者などを検討し、できるだけ早く被災者に支給したいとしている。
 

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