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ジュビロ磐田と藤枝MYFCが練習試合 藤枝が徳永のゴールで1−0!両指揮官は何を語ったか


ジュビロ磐田と藤枝MYFCは29日、ヤマハスタジアムで練習試合を行いました。両チームとも譲らぬ拮抗した展開でしたが、藤枝は後半25分、右サイドで時間をつくって最後は途中出場の徳永裕大選手が押し込み先制しました。磐田は直後に金子翔太選手がゴール前で決定機を迎えましたが、決めきれず。試合は1-0で藤枝が勝利しました。

<藤枝MYFC・須藤大輔監督の話> 

「チーム全体でしっかりとした形の中から偶然ではなく必然的に崩せた。いいゴールだった。J2開幕当初にやっていた怖いもの知らずのサッカーをベースとしてレベルアップしていきたい。リーグ途中から守備を構築し、勝ち点を拾った。そういう引き出しもあるが、攻撃的に自分たちでボールを動かし、ポジションを流動的にしながら進んでいくレベルを上げていく。

最近の試合は保持率が40%台。保持の数値を少しでも上げていきたい。メンバー外の選手が出ても遜色なくプレーできる。切磋琢磨しているのがシーズン後半にも出ている。チーム全体の一体感を感じている。

磐田は一人一人のスキル、スペックが高いと感じた。トレーニングマッチなので運動量はエンジンを切っているかもしれないが、1本のサイドチェンジ、パスのリターンの質が我々と違う。我々は量や回数で勝負する。質の部分を上げていきたいし、見習いたい」

<ジュビロ磐田・横内昭展監督の話> 

「(攻撃陣について)ユースの選手もいて難しい面もあったが、やろうとしていることはトライしてくれた。オフ明けのトレーニングでアピールしてくれると思う。

金子は右、左、中といろいろなポジションをやったが、モビリティー、守備の連動を出してくれた。ただあの決定機は決めてほしかった。ああいうところで数字として残してくれたらいい。大津はやろうとしたことにトライしてくれていた。ただ足りない部分もあった。

これがすべてではない。週明けのトレーニングでラッソ(ファビアンゴンザレス)、大津、藤川らを見ながらメンバー構成を考えていきたい。

鈴木海音は失点シーンで引っ張り出されてしまった。守ってほしいが、その前のオーガナイズをしっかりやれていれば。代表から戻ってからもゲームはやっていなかったので、90分やれたのは良かった。最後若い選手が多くなって海音がリーダーシップをとってほしいという願いを込めてキャプテンを託した」
シズサカ シズサカ

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