KDDI、ローソンにTOB 三菱商事と共同経営、50%取得

 KDDIは6日、ローソンに株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。ローソンには三菱商事が50%出資しており、KDDIは三菱商事以外の一般株主から約5千億円で株式を買い取り50%取得を目指す。ローソンは非上場化する。KDDIは通信以外の事業を強化しており、コンビニの購買データを生かした金融など個人向け事業を強化する狙い。

ローソンの制服を着て写真撮影に応じた(左から)三菱商事の中西勝也社長、ローソンの竹増貞信社長、KDDIの高橋誠社長=6日午後、東京・丸の内
ローソンの制服を着て写真撮影に応じた(左から)三菱商事の中西勝也社長、ローソンの竹増貞信社長、KDDIの高橋誠社長=6日午後、東京・丸の内
資本業務提携に関する記者会見に臨む(左から)三菱商事の中西勝也社長、ローソンの竹増貞信社長、KDDIの高橋誠社長=6日午後、東京・丸の内
資本業務提携に関する記者会見に臨む(左から)三菱商事の中西勝也社長、ローソンの竹増貞信社長、KDDIの高橋誠社長=6日午後、東京・丸の内
KDDIのロゴ
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ローソンの制服を着て写真撮影に応じた(左から)三菱商事の中西勝也社長、ローソンの竹増貞信社長、KDDIの高橋誠社長=6日午後、東京・丸の内
資本業務提携に関する記者会見に臨む(左から)三菱商事の中西勝也社長、ローソンの竹増貞信社長、KDDIの高橋誠社長=6日午後、東京・丸の内
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 3社トップは6日、東京都内で共同記者会見を開き、KDDIの高橋誠社長は「コンビニは社会インフラとして非常に重要。通信の力を十分活用して未来のコンビニを実現する」と表明。ローソンの竹増貞信社長も「われわれが進んでいく上でKDDIの通信、デジタルが大きなサポートになる」と語った。三菱商事の中西勝也社長は「KDDIの持つ強固な顧客基盤とテクノロジーを組み合わせ、新たなサービスを提供したい」と述べた。
 KDDIは現在、ローソン株の2・1%を保有。TOBは4月をめどに実施し、出資比率はKDDI、三菱商事ともに50%となる見通し。

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