⚽日本 韓国に敗れ２位通過 準々決勝はカタール サッカー・五輪アジア最終予選
【ドーハ時事】サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたＵ２３（２３歳以下）アジア・カップは２２日、ドーハで１次リーグＢ組最終戦が行われ、日本は韓国に０－１で敗れ、２勝１敗で同組２位となった。２５日の準々決勝でＡ組１位の開催国カタールと当たる。韓国は３連勝で１位通過。
日本は０－０の後半、松木（Ｆ東京）、藤田（シントトロイデン）らを投入して攻勢を強めたが、ＣＫから失点。猛攻も実らなかった。
今大会の３位までが五輪に進み、４位のチームはギニアとの大陸間プレーオフ（５月９日、フランス）に回る。２１日の１次リーグＡ組最終戦では、カタールがオーストラリアと引き分けて勝ち点７。ヨルダンに４－１で快勝したインドネシアが勝ち点６で続き、豪州は２分け１敗で敗退。
【１次リーグ】
▽Ｂ組
韓国（９） １（０―０ １―０）０ 日本（６）
（共同）
ぜひ勝ちたかった 大岩剛・Ｕ－２３日本代表監督（清水商高出）の話 ぜひ勝ちたかったが、次の試合があるので切り替えたい。決勝トーナメントになれば、相手がどこであろうと厳しい試合になると思う。想定しながら準備したい。
（共同）
猛攻見せるも追いつけず 日本はＢ組最大のライバル韓国に敗れ、２位で１次リーグを通過した。０－０の後半３０分ごろ、ＣＫに反応したＧＫ野沢が飛び出したが、ボールに触れず、大外からヘディングシュートを決められて失点した。
韓国は「あえて言わなくても、意識をせざるを得ない相手」（大岩監督）。日本は先制された後にも猛攻を見せたが、追いつけなかった。藤田の一撃はブロックされ、佐藤のシュートは枠に当たった。負けたら五輪への道が閉ざされる準々決勝では、開催国カタールとぶつかる。
（共同）
出番なかった３人が先発 日本は２戦目まで出番のなかった３人が先発した。右サイドバックの半田は、同じポジションで２試合連続フル出場していた関根が好プレーを見せていただけに「うずうずして燃えている」との意気込みでピッチに立ち、積極的に攻撃に絡んだ。中盤の田中は韓国と激しい球際の攻防を見せ、ＧＫ野沢は安定したプレーで守備を引き締めた。
（共同）
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