子ども食堂新規2カ所 沼津市議会答弁 市の事業活用し開設

 沼津市は15日、本年度から始まった子ども食堂などの実施者と支援を希望する企業や個人をつなげる「子ども居場所づくりコーディネート事業」を活用し、新たに2カ所で子ども食堂の運営が始まったと明らかにした。市議会6月定例会一般質問で、土屋仁志福祉事務所長が霞恵介氏(市民クラブ)に答えた。
 市こども家庭課によると、4月からサンウェルぬまづと塩場公民館で新たに子ども食堂が開設され、市内の企業数社が資金や食材の提供を申し出ているという。土屋氏は事業開始以降、既に数件の相談があるとし、「市として子ども食堂の安定的な運営の支援を図っていく」とした。
 6月定例会は新型コロナウイルスワクチン4回目接種に関する経費1億6400万円を追加する2022年度一般会計補正予算案など2議案と、昨年12月の一般質問で一部発言が問題視された山下富美子氏(未来の風)への懲罰撤回などを求める請願を上程した。一般質問には6氏が登壇した。

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