境内包む 幻想的な光 袋井・法多山で万灯祭
袋井の夏の風物詩「法多山万灯祭」(同祭実行委主催)が9日、袋井市豊沢の法多山尊永寺で始まった。灯籠の光が境内を幻想的な雰囲気に包み込み、初日から大勢の参拝者が訪れた。10日まで。
同寺では、7月10日は本尊の厄除(よけ)観世音菩薩(ぼさつ)の縁日で、一年で最も御利益がある日とされる。本堂前や石段に「無病息災」「家内安全」などを祈願した灯籠が並べられ、家族連れやカップルが写真撮影などを楽しんだ。
10日は午前8時半から法要を執り行い、灯籠の点灯は午後10時まで。厄除ほおずき市などの催しも予定している。
(袋井支局・仲瀬駿介)