恐竜、妖怪…食玩いっぱいフィギュア展 磐田・香りの博物館

 磐田市立野の香りの博物館で16日、開館25周年を記念した企画展「海洋堂の小さなフィギュア展」(静岡新聞社・静岡放送後援)が始まった。10月16日まで、老舗メーカー海洋堂(大阪府)が手掛けた食玩やカプセルトイなどミニチュアフィギュア約1500点を展示している。

多彩なジャンルのミニチュアフィギュアが並ぶ企画展=磐田市立野の香りの博物館
多彩なジャンルのミニチュアフィギュアが並ぶ企画展=磐田市立野の香りの博物館

 恐竜や海洋生物、妖怪のほか、仏像やアニメキャラクターなど、多彩なジャンルのフィギュアが所狭しと並ぶ。1999年に発売され、食玩ブームの火付け役となった卵形のチョコレート菓子「チョコエッグ」の日本の動物シリーズをはじめ、市販の菓子などのおまけながらも、本物そっくりに作られた精巧なフィギュアに、子どもからお年寄りまでが目を輝かせた。
 海やシダ、チョコレートなど、展示に合わせた香りの演出も来場者を楽しませている。成形から塗装までの工程を紹介するコーナーも設けた。
 2017年に好評だった企画展のリバイバル開催。同館学芸員は「世代を超えて楽しめる内容。夏休みに合わせて家族で来てほしい」と話した。祝日と8月を除き月曜休館。入館料は一般500円。

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