園内の昆虫、観察しよう 富士山こどもの国で夏休み特別イベント

 富士市の富士山こどもの国は8月29日まで、夏休み特別イベント「昆虫観察の森」を開催している。フェンスで囲まれた特設エリアに、園内に生息する生物を集め、バッタやトンボ、チョウなどと触れ合える。週末には昆虫観察会が開かれ、親子連れが生き物を探して歩いた。

捕獲したコバネイナゴを観察する参加者=富士市の富士山こどもの国
捕獲したコバネイナゴを観察する参加者=富士市の富士山こどもの国

 観察会では、市民団体「富士自然観察の会」の小泉隆嗣副会長の案内でトンボやカエルなどさまざまな生物を捕獲し、体の構造を観察した。
 小泉さんはコバネイナゴを「羽が小さくて飛べない代わりに、脚力が発達してジャンプ力がすごい」と解説した。静岡市の清水有度二小1年の伊藤はるた君(6)は「夏休みに昆虫をいっぱい捕まえたい」と話した。
 会場では、カブトムシやクワガタムシの購入もできる。観察会は8月21日までの土、日曜日と、9、10、12日に開く。

 

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