理系女子に研究所公開 ローランド「進路の参考に」 浜松

 電子楽器大手のローランドは11日、市内の女子中高生を対象にした「ミュージアムツアー」を、浜松市北区の同社浜松研究所で開いた。理系の道を志望する生徒に、進路の参考にしてもらおうと企画した。

楽器が並ぶミュージアムを見学する生徒=浜松市北区のローランド浜松研究所
楽器が並ぶミュージアムを見学する生徒=浜松市北区のローランド浜松研究所

 生徒18人は同社社員の案内で館内を巡った。音を吸収する素材が360度に張り巡らされた「吸音室」や、シンセサイザーやドラムといった同社の歴代楽器が並ぶミュージアムを見学した。社員との交流会もあり、やりがいについて「ライブなどで製品が使われているとうれしくなる」などと説明を受けた。
 浜松学芸高(中区)で軽音楽部に所属する米本亜美さん(2年)は「昔の電子楽器を見る機会はあまりないので、新鮮で面白かった」と話した。

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