130種のアサガオ「おはよう」 富士宮・妙心寺で見頃

 「朝顔de笑顔プロジェクト」として、富士宮市粟倉の日蓮宗妙見山妙心寺と富士宮花の会・四ツ葉グループが同寺境内で育てている100種以上のアサガオが花を付け、見頃を迎えている。色鮮やかなアサガオの花が風鈴やセミの声とともに夏の朝を彩っている。

見頃を迎えたアサガオ=富士宮市粟倉
見頃を迎えたアサガオ=富士宮市粟倉

 同プロジェクトでは国内や西洋の珍しい品種も含む約130種のアサガオをそろえた。同寺や同グループ、檀家(だんか)のボランティアが種や苗から育てて水やりなど世話を続けている。アサガオは本堂を囲むように並べた。7月20日ごろから花を咲かせ始め、現在は満開。8月末まで楽しめる見通し。午前5~8時ごろが見頃という。並べた品種をまとめた「朝顔のしおり」も配布している。
 同寺住職の久保田倫生さん(53)は「アサガオを見ながらゆっくりとした時間を過ごしてもらえたら」と来場を呼び掛けている。
 (富士宮支局・吉田史弥)

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