富士のほうじ茶 名古屋でPR 23日まで販売会

 富士のお茶振興推進協議会は23日まで、富士市の茶農家が開発した最高級ほうじ茶「凜(りん)茶」の特別販売を名古屋市のジェイアール名古屋高島屋で開いている。

来店客に凜茶をPRする職員(中央)=名古屋市のジェイアール名古屋高島屋(富士のお茶振興推進協議会提供)
来店客に凜茶をPRする職員(中央)=名古屋市のジェイアール名古屋高島屋(富士のお茶振興推進協議会提供)

 同店地下2階に特設コーナーを設け、凜茶の茶葉や水出し専用のティーバッグなどを販売している。初日の17日は同協議会会長の小長井義正富士市長が、凜茶の味わい深さを来店客にPRした。
 店内にあるカフェなど4店舗では水出し凜茶を無料で提供している。
 富士市は昨年6月に「市ほうじ茶宣言」を発表し、主に首都圏にほうじ茶を発信してきた。同協議会事務局によると、名古屋市での販売会は初めて。事務局担当者は「(名古屋市には)東海地区の最大市場として大きな価値がある。今後も積極的に売り込む」と話した。

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