生け花で思い表現 浜松・フラワーパーク 中学生の作品写真並ぶ
浜松市内の中学生を対象にした生け花とフラワーアレンジメントのコンテスト「第4回中学生・花のコンテスト」(同実行委主催)の作品写真展が27日、西区のはままつフラワーパークで始まる。28日まで。
コンテストは8校の117人が1点ずつ応募した。市が年間出荷量日本一を誇るガーベラをはじめ、バラやニューサイラン、カスミソウなど同じ花材を使い、各自40分の制限時間内に作品を仕上げて写真を提出した。「弱い自分を克服したい」「運命を変えたい」など、作品に込めた思いの説明文が写真に添えられている。
最高賞を獲得した浜松開誠館中3年の平野くるみさんの作品は、内気な性格を変えようと努力し、成長した自分を表現。無駄がなく意思が表れている―と評価された。
実行委の細野由紀子代表(73)は「生け花から生徒たちの気持ちが伝わる。同じ花材でも全く違う作品になっているので楽しんで」と話した。