独立200年「ブラジルデー」 浜松でイベント、音楽や料理楽しむ

 在浜松ブラジル総領事館主催の音楽文化イベント「ブラジルデー浜松2022」が3日、浜松市中区の市ギャラリーモール・ソラモで開かれた。来場したブラジル人、日本人の市民らが音楽やブラジル料理を楽しんだ。4日も開催する。【記事下に動画があります=SBS浜松総局報道部撮影】

開会式で太鼓演奏とサンバを披露する出演者=浜松市中区の市ギャラリーモール・ソラモ
開会式で太鼓演奏とサンバを披露する出演者=浜松市中区の市ギャラリーモール・ソラモ

 7日に同国が独立200周年を迎えることを記念し、企画した。特設ステージでは、2日間で計30組以上が出演し、歌やダンスで盛り上げる。
 会場には屋台が軒を連ね、同国の伝統的料理「シュラスコ」や「パステル」を提供した。開会式では、同市西区の外国人学校「ムンド・デ・アレグリア」の生徒が和太鼓演奏を披露し、サンバの衣装を着た女性が太鼓に合わせて踊った。
 来場したアチビド・キアナさん(与進小2)は「初めてパステルを食べた。おいしい」と目を輝かせ、中区の会社員夏目沙樹さん(30)は「イベントはブラジル人と日本人が歩み寄るきっかけになる」と話した。
 ガルシア・アウデーモ総領事は開会式で「浜松市は『日本の中のブラジル』と呼ばれている。日伯の交流をより進めたい」とあいさつした。

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