掛川「お雑煮(おはたき餅)」 歯切れが良く、あっさり【道の駅 食探訪⑤】
遠州地方でも特に大井川と天竜川の間の地域で食べられている「おはたき餅」。掛川市の「道の駅掛川」では、おはたき餅入りの雑煮を提供している。
もち米ではなく、うるち米を粉にして作られる餅。名前は、粉にすることを「はたく」と言うことに由来するとされる。歯切れが良く、あっさりしているため、小さな子どもや高齢者も安心して食べられる。岩下拓二社長(40)によると「朝ご飯やおやつ、冬は鍋に。家の冷凍庫には常にストックがあるほど」。地元ならではの一品として、5年ほど前にメニューに加わった。
かつおだしに田舎みそで仕上げた一杯。鶏肉のほか、大きめに切られた大根やシイタケ、ゴボウ、ニンジン、ほうれん草などが入っている。
おはたき餅はできたてを直売所でも販売している。一般的な「のし餅」を入れた雑煮もあり、合わせて1日30食限定。600円。